8月25日〜8月31日

読んだ本とか

東野圭吾「時生」講談社文庫、752円)。あの国分太一と桜井翔主演のドラマを見た時点で、原作読めば泣くと分かっていたけれど、オチが分かって読むと、もう冒頭から泣けて泣けて、当然ながら、ドラマよりも上手く構成してあるし、ドラマが何故かすっ飛ばした重要な要素がまた泣けるし(何故、ドラマはわざわざ鶴太郎を使ってまで、医者への告白という形をとったんだろう。鶴太郎、邪魔だったんだけど)、時間遡行の物語は、二度目の方が楽しめるの法則もあるけど、その1回目が、中途半端に原作をなぞったドラマだっただけに、その効果はさらにアップ。これだけ緊密に構成しておいて、軽く読ませる東野圭吾のテクは本当に凄い。

時生
時生
posted with 簡単リンクくん at 2005. 9. 5
東野/圭吾??〔著〕
講談社 (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

上田誠原作・遠藤良彦著サマータイムマシンブルース竹書房文庫、590円)。映画は面白そうなんだけど(上野樹里でてるし)、このノベライズはダメだった。書いた人が映像の人だというのがネックになったんだと思う。映像をノベライズするのに、映像で起こる行動をなぞったら小説にならない。でも、その映像に描かれた行動こそが映画だと、映像の人は正しく理解しているから、つい、行動を文章で描写してしまう。映像を見てしまったということも影響しているかも知れない。残念。ノベライズは言葉の人に書かせるべきだと思う。特に、こういう、ショボさが命のドタバタ喜劇は、映像に引きずられやすいし。

サマータイムマシン・ブルース
上田/誠??原作 / 進藤/良彦??著
竹書房 (2005.9)
通常24時間以内に発送します。

江口寿史江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップひばりくん!」集英社インターナショナル、1800円)。iPod photo用の画像データが付いているというので単行本のネタ用に購入。しかし、「絵」の人であるということになり過ぎている江口寿史は哀しいと思う。それを抜き出して見せるのもどうなんだろう。

した事とか

▼25日は六本木のオリコンに取材に行く。今回の音楽業界取材巡りは、レコード会社、音楽配信会社、音楽業界紙会社、音楽ポータルなど、立場がそれぞれで、カラーが全然違うから面白い。オリコンはあくまでも業界紙の会社で、その微妙な立ち位置が興味深い。取材の後は、かみさんの誕生祝い用のケーキを伊勢丹で買った。アンリ・シャルパンティエのココナッツとマンゴーのケーキ。

▼26日はYahoo!Yahoo! Musicの取材。六本木ヒルズのオフィス棟は初めてだったので迷う。しかし音楽業界、六本木に集まり過ぎ。で、久しぶりのYahoo!である。デカくなったもんだ。まあ、ここはポータルで、商売は集客なんで焦りは無い。ネットの個別有線放送みたいな無料サービス「SOUND STATION」も面白いし。

▼26日、Yahoo取材の後、海風號へ。勝又さんに土産を渡したり、台湾土産を頂いたりして、あとはダラダラ喋っていたら、恵さんもやってきて、さらにダラダラ喋る。取材が多くて、日中も動いて夜も原稿書いてで疲れていたのが、結構楽になる。ダラダラ喋りは俺にとってとても重要なのだなと思う。帰宅後、テレビドラマ「星に願いを」を見る。堂本剛主演で、あの個人作成のプラネタリウムを作った大平貴之氏をモデルにしたドラマ。優香が良かった。しかし、これ見ると、本気で「ホームスター」欲しくなるな。凄いプロモーションかも。

▼27日は一日中家で仕事。朝日パソコン用にアダプテックの「mpio one」と、SiGNEOの「SN-M700」の二種類の携帯動画プレイヤーの試用と画面撮り、写真撮影。01用のiTMS特集用に矢沢永吉年表作ったり、レイアウト用に図版とか作ったり。

▼28日は、昼過ぎに横浜そごうの林屋茶園でみえさんとお茶してから、荒井屋のすき焼き食べ放題へ。林屋茶園は、手ごろな甘味屋という感じ。安いのはいいし、ちゃんと美味しいけど、お茶味は薄い。荒井屋のすき焼きは流石。気持ち悪くなるくらい食った。

▼29日は01用の調べモノと図版作成。あと、iPod本用の作業。

▼30日は、廉を連れて日本橋ポケモンセンターへ。明日締切りのミュウとかもらって、ポケモントローゼのデモ版ダウンロードして、DSのカバーとカードを買ってやる。で、銀座に出て、マリオン内ピカデリー2で映画「妖怪大戦争」を見る。廉は結構怖かったらしい。映画は、海老ちゃんがダメだと言ってたけど、妖怪好きが「妖怪が、あれもこれも出てきて嬉しい」と言って見る映画としては良くできていたと思う。俺は好きだった。小豆あらいの岡村隆史、河童の阿部サダヲは良かったなあ。あと清志郎

▼31日は朝から調布飛行場日経トレンディ用の取材。調布駅に恵さんに迎えに来てもらって、車で飛行場へ。こんなところに飛行場があったのね。味の素スタジアムのすぐ近く。エッチなモデルが飛行機の翼に乗ってエッチな写真とか撮っていた。で、とても感じの良いパイロットの人に取材。BOSEノイズキャンセリングヘッドセットについて聞く。で、その流れで、実際にヘリコプターに乗って、効果を体験するという事になる。ヘリコプター初めて乗った。ローターの下を通ると、どうしても頭を下げてしまう。飛行自体は楽しかった。

▼取材終了後、恵さんと森のギャラリーカフェで昼食。キーマカレー美味い。で、三鷹駅まで送ってもらって、家帰ってちょっと休んで、渋谷のBOSEへ。BOSEの方に取材。マニアなオーディオ話が面白い。帰宅後、ヘロヘロしながら昨日に引き続きAllAboutの記事1本。さらにメルマガ書いて倒れる。