博多沖地震と中華街

▼出かける準備をしながらテレビを見ていると、福岡・佐賀で震度6の地震が起こったというニュース速報が流れて驚いた。慌てて実家に電話したら、電話はスムーズに繋がって、いくつか書類が棚の上から落ちた他は被害は無いとの事。一安心して、続いてかみさんの実家に電話するが、こちらは繋がらない。廉に引き続き電話を頼んで、外出中のかみさんに連絡しようとしていたら、電話が繋がった。そちらの無事も確認してかみさんに電話。かみさんの方でも公衆電話から電話して安全を確認していたらしい。ニュースをチェックして、被害などを確認し、大きな余震も無いようなので、軽く飯を食って出発。
▼石川町の元町商店街で、平田さん、恵さんと落ち合って、「茶倉」という和カフェへ。青柳さんも合流して、しばしお茶タイム。そこから中華街に出て、地元でもあり薬膳料理研究家でもある青柳さんに、美味しい店とか教えてもらいながら、清風楼でシューマイを買ったり、伍福寿新店でマンゴージュース飲んだり、お茶を見たり。時間になったので、予約を入れている「菜」へ。川本さん、石黒さん、松村さんなどと合流。総勢8名での食事。
▼青柳さんと俺とで、店長さん(行きつけの理髪店の馴染のお姉さんにやたらと似た顔の女性だ)にオススメを聞きながらオーダー。どれ食っても美味い店だが、この日食った中では、豚肉の味噌漬け、水角、鳥肉と薬膳人参の蒸しスープ、伊勢海老の伊府麺が絶品。このへんは次に来ても是非食いたいと思う。結局、全14種類+デザートを3時間かけて食べ尽くした。これにお茶とビールなども合わせて、一人当たり6000円でお釣りが来た。値段を完全に無視して、食べたいものを、食べ過ぎるくらい注文しての値段なので、やはり、この店はかなりリーズナブル。
▼その後、三希堂という中国茶の専門店に行ってお茶を飲んだのだが、何というか。ここも、決して悪い店ではないのだが、何というか海風號や春風秋月、FormosaTeaConnectionなどのお茶が家にあって、好きな時に飲めると、このレベルの中国茶に1000円とか出すのかーとか思ってしまうのだった。しかも1時間の制限時間付き。まあ、しょうがないのか。座敷に掘り炬燵というのは好きだった。
▼三希堂の前でJR組と地下鉄組に分かれ、恵さん、石黒さんと3人で地下鉄の駅へ。が、その時、石黒さんが「石黒家では、酔っぱらってることもあって、こういう時は敢えてみなとみらい駅まで歩く」と言って、みなとみらい駅までのルートの魅力を話してくれた。その喋りが絶妙だったのと、食べ過ぎていたので腹ごなしをしたいというのもあって、みなとみらい駅まで夜の散歩。海沿いに散歩道が整備されているし、夜景はキレイだし、倉庫とかもライトアップされてるし、人はあんまり通っていないしで、極端に下らないバカ話をして、バカ笑いしながら歩く。歩いてるし笑ってるしで、食べ過ぎの状態はスムーズに良い感じにこなれる。極端に寒くなかったのも良かった。地下鉄も空いていて、ペットボトルのお茶とか飲みながら、さらにバカ話大会は続く。なので、各駅停車とはいえ、渋谷まであっという間に到着。山手線、丸ノ内線と乗り継いで帰宅。
▼どうも、風邪ひいていたような気がするのだ。茶倉で、異様に顔がほてって(ほてって、と書くと、つい、クトゥルーの神々の名前が思い出されるのは俺だけか?)、菜でも顔が赤いと言われ、何となく熱っぽく、喉が痛くなる前兆みたいなのがあって、でも、別に寒けもしないし、気持ち悪くも無い。ただ、ぼーっとする。とりあえず、仕事も何もせず、風呂も入らず寝る。