親子落語会の「シンデレラ伝説」

▼中野区主催による「第6回親子落語会」を見に、家族三人でなかの芸能小劇場へ。まあ110席しかないとはいえ、なかの芸能小劇場は満席。常連さんとかいるようで、何とも不思議なムード。色んな落語会や寄席に行ってるけど、このムードは初めて。何だか、お受験的というか、そういう感じの親子が多くて。それでも、入船亭扇治師匠(この方がメインでやっている会らしい)による落語教室みたいなので話された軽い小咄にもやたら受けてるし、笑いそのものは皆好きらしい。良かった。廉も温い小咄とか、驚くほど素人な前座の金原亭駒春の「子ほめ」でさえ大爆笑している。軽いダジャレが好きらしい。入船亭扇治師匠は「長短」。子供には、ちょっとテンポが悪いようで寝てる子とかも多かった。普通に上手いのが仇になったような感じ。中入後は、扇治師匠、駒春君に三遊亭白鳥師匠を加えて、ミニ大喜利。前座君は緊張してネタ作れず。白鳥師匠は花粉症でヤケクソなのか無理なネタを連発。謎かけは、子供にはやや分かりにくいようだった。で、最後は白鳥師匠の「シンデレラ伝説」。まあ、このネタは、新潟時代からの得意ネタだし、名作だし、廉なんか腹が痛いと訴えるくらい笑っていた。白鳥師匠の着物は胸にピカチュウ、背中にミューツー、袖がトゲピーリザードンというポケモン紋。枕で寿限無を子供たちと合唱するなど、卑怯なネタも鏤めて、とにかくウケまくっていた。花粉症でかなりつらそうだったにも関わらずの熱演。
▼終演後は、ブロードウェイを上がって、北陸製菓「三国志 第弐集」曹操猛徳(彩色版)を購入。700円であった。まあ、これで彩色版は揃った。今回の引きの悪さを考えると、これが妥当であろう。しかし、この曹操が良く出来てる。第弐集の目玉はコレか。衣装の彩色が凄い。続いて、中央線で新宿に出て、ヨドバシカメラに用があるかみさんに付き合い、ハーゲンダッツでアイス食って、散歩しながら徒歩で帰宅。廉とずーっとやっていた「今、そこにあるものシリトリ」が面白かった。「だ、うーん、だ」とか言いながら歩いてて、いきなり台車見つけて「台車」と指さしながら言うのは快感。
「ごくせん2」の最終回はつまらん。「ごくせん」は明らかに前作の方が良くできてた。悲しいくらい。
ASAHIパソコンの特集とレビューのための準備仕事。AllAboutの記事用の準備仕事。その他、原稿を書く前段階がずーっと続く。