スゴ録到着とマンガ色々
▼目が覚めたら、3時。昨日は7時30分には寝たから久々に8時間近く寝ていたことになる。ビックリ。疲れてるらしい。何か、とても眠い。一日中眠かった。何かする、という状態でもなく、全体的にぼーっとしていた。
▼注文していたソニーの「スゴ録」が到着。型番は「RDR-HX82W」つまり、アナログ地上波Wチューナー付き160GBモデルね。結局地デジは見送り。それよりもアナログ地上波とアナログBSで、きちんとコンテンツを追うパターンを選択した。今は、やるならこっちだと。廉が欲しいと言い出して、「じゃあ、お父さんとお母さんと廉の誕生祝い全部合わせて買おうか」と言ったら、「誕生日にはデジカメが欲しいなあ」と言いやがるので「デジカメはお父さんのを貸すよ」と言って「うん」と言わせて、しかも、特売価格から10％オフの24回払いまで金利0％に3年間保証特典付きなんていうサービス付きで購入したのだった。で、設定して番組表待ち。EPGのデータも昔は一日2回だったのが、今や6回くらいあるので便利。18時30分のデータ配信に間に合ったので、今晩の録画から利用可能になる。嬉しいねえ。廉やかみさんの時間の自由度が上がるのが何よりのメリットなのだが、こういうメリットってあんまり雑誌とかにも書かれないので（俺は書いてるけど）、そのへんも含めてDVD&HDDレコーダー読本みたいなのを考えついた。そんな単行本、いかがでしょう。早い者勝ち、すぐ書きます。
▼などと営業してどうする、というくらい疲れている今日は、マンガばっか読んで過ごす。まずは、魔夜峰央著「パタリロ源氏物語 2」（白泉社、390円）。源氏物語の面白さとバンコランのキャラの重なり具合がちょうど良過ぎて、誂えたようなパロディぶりが強力。2巻にして、紫の上が出てきて（マライヒだが）、さらにヒートアップ。バカ源氏は面白いに決まってると思っていたが、こういう形で出てくるとは。とか感動しきりの名作。西遊記みたいに途中で終わることなく、最後までやってほしいぞ。
▼続いて樹なつみ著「デーモン聖典 6」（白泉社、390円）。群像劇やりたいらしいけど、とっちらかってるなあ。お笑いキャラが増えて読みやすくはなってるんだけど、うーむ。キャラかぶりが多いのも問題か。伏線もいい加減溜まってるし、どのくらいで終わるのかなあ。あと5冊以内に終わるのなら、それなりに面白くなりそうなんだけど。
▼篠房六郎著「ナツノクモ 4」（小学館、562円）も読む。が、物語が全然繋がらないんで、1巻から読み直していて、何と3巻は買ったっきりで読んでなかったことが判明。そりゃ繋がらないはずだ。ああ、驚いた。読んだつもりだったんだけど忘れてたらしい。この3巻と4巻で物語の方向はかなりはっきりして、萌え方向も多少あって、しかし何より「ネットにおける匿名の集団」についての言及が比較的ハッキリした形でマンガになっているというのが面白く、こういう種類の物語が普通に漫画雑誌に連載されて、小学館みたいな大手から出版される事態にはなっているのだなあとか考える。面白いのは、そういう世界を扱いつつ、マンガであることから離れないこと。マンガ表現に古風なくらいこだわりながら、ネットの住人についての物語を描くというのは、何と言うか体力がいりそうである。
▼ゆうきまさみ著「鉄腕バーディー 9」（小学館、505円）も読む。フォルテ巡査部長の登場で役者が揃った感じがする。ゴメスも本格的に動くし、後は面白くなる一方かも。ラストの書き下ろし「うちのパパは世界一」がとても面白い。これだけでも立ち読みすべし。
▼DO YOU?用に、TUMIが7月に発売する腕時計のコレクションについての原稿を書く。意外に普通の時計だけど、質実剛健に細かい部分まで作り込んでいるというコンセプトだから紹介するのは難しい。おかげで何度か書き直した。でも、こういう地味な名作を紹介する文章というのは、書く機会が少ないだけに練習になって面白い。
