■
▼江戸川乱歩原作・山田隆敏まんが「少年探偵団 1 怪人二十面相」(小学館、505円)を読む。ずーっと気にはなってたけど、ようやく買う気になって様子見に一巻だけ読んでみた。原作のテイストと少年マンガという枠とかつての読書体験という三つの方向のハードルを全部クリアしてるのが凄いマンガであった。かつての興奮を今の子供たちに伝える工夫も、原作を損なわない目配りも、少年マンガとしての絵柄も成功してるのは相当凄いことだと思う。うっかり耽美になりがちのネタを少年マンガに仕立てるのは難しいはずだけど、上手く処理してる。続きも読もう。
少年探偵団 1 怪人二十面相 | |
江戸川乱歩原作・山田貴敏まんが 出版社 小学館 発売日 2004.08 価格?? ¥ 530(¥ 505) ISBN?? 4091854575 bk1で詳しく見る?? |
UMAハンター馬子 1(ハヤカワ文庫 JA 780) | |
田中啓文著 出版社 早川書房 発売日 2005.01 価格?? ¥ 819(¥ 780) ISBN?? 4150307806 bk1で詳しく見る?? |
▼CSのTBSチャンネルで、カノックスの名作ドラマ「ビートたけしのみだらな女神たち」放映。久々に見て、やっぱ面白いなあと思う。この頃の樋口可南子は良かったんだよなあ。久世さんの演出も凄い。圧倒的な絶望感をテレビドラマでやれてしまった時代でもあるし。こういうの見ると、80年代前半という時代の歪みは際立つ。