タイムスリップグリコ・思い出のマガジンを誰かくれないか

「タイムスリップグリコ・思い出のマガジン」を店頭で見かけない。とりあえず一個だけ見つけて買ったら「ARENA37℃」だった。表紙がアルフィーで特集もアルフィーで、森山達也インタビューとか、湯川トーベン×仲井戸麗市×小川銀次の鼎談とか載ってて、やけに読みごたえがある。後は、「少年画報」が欲しいのだ。1965年1月号で都筑道夫・作/石原豪人・絵の「宇宙からきた吸血鬼」が載ってるらしい。東雅夫氏による幻妖ブックブログで写真入りで紹介されてる。とりあえず、それだけでいいんだけど(あ、「花とゆめ」も欲しいかも)、モノが無いのだ。コンビニチェックは欠かさずやってるんだけど。
▼塩崎雄二著「一騎当千」ワニブックス、各900円)を1巻から7巻まで読む。物語は破綻してるけど、こういうのって書きたくなるよなあと思う。要は阿佐田哲也「ドサ健ばくち地獄」とか、山田風太郎著「忍びの卍」とかみたいな、何か凄い人たちが誰が一番強いか勝負する(トーナメント)、というだけの物語。早い話、小説でバトルロイヤルをやるのだけど、このパターンは世界設定をきちんとやんないと、すぐ物語が破綻する。このマンガは破綻は覚悟でやってるみたいで、その分、マニアックになり過ぎる。でも、トーナメント式バトルロイヤル小説が好きな人なら、つい読んでしまうような物語でもある。何だかなあとか思いつつ、チェックは入れねばみたいな。
▼木曜日はドラマの日。深田恭子主演の「富豪刑事」テレビ朝日、21時〜)とあだち充原作の「H2」(TBS、22時〜)と、二本も見てる。で、「富豪刑事」はまあ、深田恭子を見たいかどうか、というだけのドラマではあるが、寺島君も出てるし、案外シナリオもしっかりしてるしで、山下真司が出てるマイナスを補ってそこそこ面白い。「H2」が何の期待もしてなかったけど、良い。堤幸彦が道をつけたみたいで、高校生ドラマとして王道の仕上がり。まあ、原作があだち充唯一と言って良い奇跡的な名作なので、ドラマ化は難しかろうと思ったのだけど、古賀ちゃん(石原さとみ)をメインにして、ひかり(市川由衣)を下げるという使い方が成功。だらだらと熱血で、しかも、何も変わらないという希有な物語を上手い事、形にしてる。ちょっと凄いと思うけど、こういう凄さは意外に分かられにくいかもしれない。
毎日新聞社のビルに戻ったMacFan編集部に打ち合わせに行った。新聞社のビルはセキュリティ対策のせいで出入りが面倒なのがネック。しかし、このビルに編集部があった当時からMacFanにいる編集者って何人いるんだろう。
▼相変わらず、ペンと鞄の調べモノ。ガラスペンが届いたので試し書きしたり、廉と一緒に豆まいたり。廉とかみさんは昼間、近所の神社の豆まきにも参加して、家でまく豆をゲットしていた。