「轟天 vs 港カヲル」と「SYM・BOOK・SIS」

▼昨日の深夜、CSのシアターチャンネルで、去年のウーマンリブ公演轟天 vs 港カヲル 〜ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ〜」をやってたので録画しつつ見る。舞台で見た時は、言うほど濃くは無いと、案外さっぱりと楽しめたと思っていたけれど、それは席がそこそこ離れていたかららしい。テレビ画面で見る二人は、相当に暑苦しい。生尻とか、アップになるしなあ。ビーフジャーキーちゃんの乳首とか、カヲルさんの股間マイクを握りしめて歌う愛人たちとか、見た目だけで笑うネタが多すぎる。その多過ぎがまた暑苦しい。知ってるネタでまた笑う。思わず、会場でもらった団扇を握りしめてしまった。アップで見たらベンジャミンちゃん役の子は結構可愛かった。そして、アップで見たら片桐はいりは、さらにカッコ良くも怖かった。日替わりゲストは阿部サダヲさんの回。
▼修理に出していたiPod shuffleが戻ってきた。中二日なので中々早いけど、新品と交換しただけなので、そんなもんだろう。ようやく、正常に動作するshuffleを使うことが出来る。動作確認したら、ちゃんと動いたので安心。任天堂の「プレイやん」の交換機も送られてきた。不具合発覚から交換までの素早さは任天堂の面目躍如か。
▼午後は、麻布十番のカメラマンさんのスタジオに、「DO YOU!」用の写真撮影の立ち合いPart2。吉田カバンのものを二種類、TUMIの旅行鞄を二種類、ブリーフィングのトート1種類を、それぞれメインカットと機能紹介カット数点づつ。前回で要領は分かってるので、サクサクと撮影進行。デジカメを直接Macに繋いで、撮った端からモニタで確認、即補正とか出来るのは便利だなあ。あれはプロじゃなくても真似できる技だ。ラフの打ち合わせとかもしながら、楽しく撮影終了。
▼歩いて海風號に行って、設楽さんにお茶を入れてもらいつつ、差し入れ用にお茶を購入。寒い中、楽しく喋れて、美味いプーアルを飲ませてもらえる上に、何処に持っていっても喜ばれるお茶が買える店がある、そのありがたいこと。
▼そのお茶持って、表参道のアートショップ・ナディッフへ。デザイナーの齋藤義幸さんがプロデュースする作品展「SYM・BOOK・SIS」の初日なのだった。齋藤さんにお茶を渡したら、「海風號のお茶じゃないですか」と喜んでもらえた。嬉しい。で、展覧会を案内してもらう。ナディッフ店内の大きな書棚の中に、四角い枠がぽつぽつと挟まれている。その中に本をモチーフにした作品が置かれているという、何とも楽しいスタイルの作品展だった。展示されているのは、本の形をしたグライダーの翼の一部だったり、木の箱の中に一冊だけ本を収納できるものだったり、凄く立派なブックケースなのだけど、中の本は取り出せないという作品だったり。それぞれ購入することも出来る。中でも、齋藤さんの作品で「Book Worm(本の虫)」と名付けられた、革の文庫本カバーが、アートでもあり実用品でもある良くできた作品で、思わずお持ち帰り。所々に穴が開いたブックカバーは、革の質感も良く、中の本がチラリと見えて、長ーい栞代わりの革紐が付いている。アートと実用のバランスが本当に良くて、そういうのは大好きなのだった。もう一つ二つ欲しいかも。で、齋藤さんとオープニングパーティー用のドリンクとか飲みつつ喋って、また、ゆっくり見に行こうと思いつつ帰宅。帰り道は寒くなってた。雪か、明日は。
▼かみさんの肩を揉みながら喋って、01のゲラチェックして、雑誌「ピクトアップ」の宮藤官九郎特集を読んで4時前には寝る。今日は早寝。明日は廉のヤマハの発表会。