「バッテリー VI」と「香港飲茶 海洋楼」
▼近所の図書館に予約していた、あさのあつこ著「バッテリー VI」(教育画劇、1600円)が届いたので読む。発売から三ヶ月半待ち。人気あるなあ。最終巻だしな。何というか、物語の中身は間違ってなかったと思う。ピッチャーが向き合うべきはキャッチャーではなく、バッターではないか、という問いの社会性は面白いし、それに対しての解決は見事だったと思う。「他者」と対等に向き合う怖さ、みたいなことの描写としては、ここまで分かりやすいのは少ないと思う。ただ問題は、そのレベルでの解決で良かったのかということ。それだと、野球の範囲内で留まりすぎて、巧というピッチャーの成長ではあっても、そのまま巧が受け入れられてしまったことへの落とし前は描かれず仕舞かとか思う。まあ才能についての物語ではなくしたのだろうとは思うし、それはそれでいいけど、だったらいっそ、試合は最後まで書いても良かったんじゃないかとも思う。試合の描写と結果の数字というのは案外、色んなことを語らせられるのにと。
バッテリー 6(教育画劇の創作文学) | |
あさのあつこ作・佐藤真紀子絵 出版社 教育画劇 発売日 2005.01 価格?? ¥ 1,680(¥ 1,600) ISBN?? 4774606367 bk1で詳しく見る?? |
▼セブンイレブンのドリンクキャンペーン「香港飲茶 海洋楼」のためにペットボトルを5本購入。4種類5個ゲット。入手したのは、6番「チャーシュー肉まん」、7番「カニの卵のせ焼売」、9番「スペアリブの蒸し物」×2、11番「ゴマ団子と春巻」。交換、進呈など募集中。
▼昨日6ページ書いた「DO YOU?」の鞄特集原稿だが、今日もまた書き出しに苦戦。集中力の炸裂が難しい。今日も最低6ページ書きたいのだけど、中々。