花見散歩

▼昨日、ASAHIパソコンから送られてきたレビュー用の「RD-Z1」東芝)を色々試用してみる。セッティングは昨日の内にやっていたので、今日はいきなり色々試すことが出来た。確かに良い機械ではあるのだけど、このアナログとデジタルが混在している上に、無理矢理のコピーガードが施されているテレビの世界は、その世界の複雑さが、そのまま家電にも反映していて、どうにも面倒臭い機械にもなってしまっている。しかも、それは東芝のせいではなく、明らかに無駄に利権を守ろうとするコンテンツビジネスのへたくそなモデルのせいだろう。コンテンツ製作者は、相変わらず貧乏で、そのくせ儲けているコンテンツホルダーの方は、少し減る程度の稼ぎを守るために、ますますユーザーのテレビ離れを起こすようなコピーガードを流通させる。コピーワンスとか、ムーブのみ可能とか、本当に馬鹿馬鹿しいとしか言いようが無いというか、困ったものというか。それでも地デジは、このコピーガードを押し通すつもりだろうか。
▼午後から、四谷→赤坂間の花見の道を散歩して、ニューオータニを経由して赤坂見附へ。そこから丸ノ内線で新宿まで行って、ちょっと買い物してから徒歩で帰宅、というルートの家族散歩。桜より、花見客を見てしまう。色々いて面白過ぎる。中でも、制服来た女子高生の集団が、桜の木の下にビニールシート敷いて、その上で勉強してたのが面白かった。外人さんが写真撮ってた。そりゃ珍しいわな。あと、誰もいないビニールシートの上で、火のついた鍋が煮えている光景とか、地面にビールをこぼして、それを慌てて拭いている人とか、本当に色んな人がいる。それでも四谷・赤坂の花見客は上品だな。帰りに通った新宿中央公園の客は、もう少し荒れていた。桜は、何だか見飽きちゃった。白過ぎるソメイヨシノよりも、山桜とかの方が好きだし。
「ザ・ステーショナリー 銀座・伊東屋100年物語」ピエ・ブックス、1800円)を読む。つまらなくはないが、どこかやっつけのような編集の本でもある。こういう本は情報の量が大事なのだが、その量も足りず、編集の方向もちょっとバラバラしていて、何とも、自分の本を作るに当たって参考になりまくる。この「足りない感」の正体がしっかり掴めれば、グッズ本の新しいパターンも作れそうだと思うのだ。

ザステーショナリー


出版社 ピエ・ブックス
発売日 2004.11
価格?? ¥ 1,890(¥ 1,800)
ISBN?? 4894443740

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▼「めちゃイケ」のスペシャル。相変わらず面白い。