「満月のわらい」と一日中原稿書き

▼基本的には、一日中、日経01のセキュリティ特集用の原稿書き。昨日、せめて2ページは書こうと思っていたのだけど、AllAboutの記事を3ページやったりしてたせいで、すっかり時間が足らずに今日に持ち越し。大体ネタは出来上がっているとはいえ、細かい調べ物も多く、1ページ書くのに3時間くらいかかる。他にもちょいちょい仕事をしつつ、結局、朝になっても4ページしか出来上がらないので、いったん中断して、別の仕事に。

MacFanのTipsの連載用に、iPhotoのアルバムをケータイで見るのに向いた設定で書き出す方法について書く。その実験用にアルバム作って、HTMLに書き出して、サーバーに上げて、ケータイや京ぽんでチェックして、を繰り返すので、既に明るくなってから手を付けるような仕事ではないなあとか思いつつ、どうにか済ませる。

▼仕事の途中にやってた事。請求書作ってFAXと郵便で送る。「アタック No.1」見る(1回の密度が濃いなあ)。座りっ放しは身体に悪いとか言い訳しつつ散歩。あと読書はデフォルト。

立川志の輔「満月のわらい」(ぴあ、1800円)を読む。去年一年間、志の輔師匠がやっていた大蔵流茂山家狂言とのコラボライブの対談部分を中心に書籍化したもの。会と会の間を写真と志の輔さんの文章(トーク風)で繋いで、空間探しの物語として一冊にまとめているのが上手い。これは編集を褒めたいところなのだけど、この本、やたらと誤字脱字が多いのだ。文字校正が全然出来てなくて、これは明らかに編集のせい。ということは本の構成は志の輔師匠が自分でやったと考えた方が良さそう。豆腐狂言茂山家のムードが良く出ていて、志の輔師匠の良く読むと毒気たっぷりの文章との相性が良く楽しく読める。「笑い」について考えるのが好きな人向きのマニア本でもある。

満月のわらい
満月のわらい
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.29
立川 志の輔
ぴあ (2004.12)
通常24時間以内に発送します。

▼笑いと言えば、三遊亭円丈師匠「円丈アカデミー」という落語教室を始められる。これが、かなり充実した内容の上に、隔週日曜日の13時から18時。全5回で総額20000円という格安な授業料。まだ募集は続いているようなので、ちょっと申し込んでみようかと思っている。誰か、一緒行かない?