「2002 NAKED TOUR」と「究極の新書判ブックカバー」構想

▼そのPANTAの2002年のライブCD「2002 NAKED TOUR」(フライングパブリッシャーズ、3800円)が届いた。このCDはこの年のツアーのファイナルだった初台ドアーズでの収録だけど、このツアーの最初の赤坂見附のライヴは見ているのだった。大阪の友人が上京してたので一緒に見た。そこで初めて聴いて泣いた「氷川丸」が入っている。「船の歌を2曲続けて」と言って始まる2枚目の1曲目2曲目、「氷川丸」〜「マラッカ」という流れが、もう泣けて泣けて。俺が行ったライブでは、「氷川丸」という曲がどういう過程で生まれたのか、という長いMCがあって、どうも出来立てっぽかったけど、このCDでは、かなりこなれている。しかし、PANTAの曲って、ライヴのみで聴けて、結局スタジオ版が出ないというケースが昔から多いなあ。「ステファンの六つ子」だって、ルイーズのB面で発表されるまで幻だったし、「メルティングポット」は出ないまま、「フローライン」「タッチミー」なんかもライヴ盤で聴けるのみ。「氷川丸」も、そういう曲の仲間になるのか。本当に名作だと思うんだけど。あと「リサイクルデー」ね。「マラッカ」も、この半分アコースティックみたいなセットでの演奏は、また凄いのだ。バイオリンの入り方がカッコいい。

▼朝方まで、>祥洲さんバード電子斉藤さんとの共同プロジェクト「iPod shuffle artcase」のためのWebサイト製作。ギャラリー部分は、iViewの出力機能で作ったものに手を加えて製作。とにかく、ダウンロードのファイル製作と、決済方法を思いつくまでが大変だったけど、作品はどれも凄いし、商品としても良いものになっていると思うので、堂々とサイト製作。サイトデザインなんて久しぶりなので、かなり手間取った揚げ句、かなり人力のアナクロなものになったkれど、それはそれで似合っているかと。

▼新潟から写真集の受け取りのために蝦餃さんが上京されるというので、ご挨拶がてら海風號へ。うさこさん、ちょしさんにもお会いして、ご挨拶。うちの茶ブログを読んで下さっているということで、ありがたいことだと思う。蝦餃さんからは、笹団子もいただく。ありがとうございました。

▼あとは、いしいひさいち「ドーナッツブックス いしいひさいち選集 38 ドクトル自爆」双葉社、429円)を読んだり、オーダーメイドで作成予定の「究極の新書判ブックカバー」の構造やアイディアを詰めたり、家族でポンジャンやったり。しかし、このブックカバーは凄い。構想通りのものが出来たら、ベストセラーになるんじゃないかという感じ。誰か、乗る人いたらメールしてね。本好きが本好きのために作る、電車とかで本を読む人のためのブックカバー。何故、こういうブックカバーが今までなかったのかが不思議というか、このアイディアが形になってないということは、あまり本好きのためのブックカバーは考えられていなかったということなのかもとかまで思う。誰か、スポンサーになって文庫判も作って売ったりしませんか?結構儲かると思うんだけど。