オーソドキシーと「新・花のあすか組! 3」

▼代官山の駅でAllAboutの担当の田中さんと待ち合わせて、革製品のオーダーメイド専門店「オーソドキシー」へ。随分前に取材に来て以来久しぶりだったけど、今野さんは覚えていてくれたようだった。で、まず、かみさんに書いてもらったスケッチを元に、田中さん用のiPod mini用ポーチの打ち合せ。思った通りの機能とデザインで作ることが出来そうだが、見積もりで出た金額がかなり高かったので、実際の購入は会社と相談してから、ということになる。続いて俺のブックカバー。こちらも、ほぼ予定通りのものが作れることが分かった(このあたりの詳しいことはAllAboutの方で記事にします)。で、革を結構大量に使うので、ブックカバーとしては破格な値段になってしまうのだけど、とりあえず発注。革とか選んで出来上がりは6月中旬。このブックカバーを元に、量産品を作る予定。

▼田中さんとわかれて、原宿のアシストオンへ。大杉君と打ち合わせて、「究極のブックカバー」プロジェクトを発足。iPod shuffle artcaseもアシストオンにも協力してもらうことになる。さらに、AllAboutで記事を書くのに、「チボリ・オーディオ」紙で出来たペーパーナイフを借りる。いつもお世話になります。

▼高口里純著「新・花のあすか組! 3」祥伝社、933円)を読む。面白いなあ。今、一番楽しみにしてる連載中のマンガって、やっぱコレなんだろう。今回も290ページを越えるボリュームで、いよいよ全体の構図が明らかになる。HIBARI vsあすか、という構図を仕掛けたのがどっちなんだという疑問は残るが、まあ、この構図の中で実動部隊をエリアマスターにして、そのあたりの旗色も鮮明になってきて、ケータイバトルとかの新ネタも突っ込んで、これで盛り上がらないわけがない。今回は結局のところ、ケンカの方法論と幼少時との決別をテーマにした「あすか組外伝」ということになるんだろう。それは、前のあすか組で、小出しにしつつ、ちゃんとは描かれなかった部分なんで、「新」と銘打って描く正しい流れだと思う。ただ、大きな流れとしては、「修羅の門」の陸奥九十九みたいな位置に九楽あすかが立ってるという、その立ち位置がマンガの根底にあるというのは、良いことかどうか、ちょっと俺には分かんない。

「チボリ・オーディオ・モデル1」を色々と使い倒してみる。「チボリ」いいなあ、これ欲しいなあ。ラジオの感度もいいし、iPod繋いだ時の音の柔らかさと聴きやすさ、サイズバランスのよさ、臨場感の確かさなどなど、オーディオとして申し分ない。しかもステレオとモノラルについて、こんだけ考えさせるオーディオがあるんだなあと。確かに、音の質と音像定位は無関係で、ステレオとモノラルの違いって、音像定位しかないわけで、臨場感でさえ無関係。ということから、モノラルの1スピーカーでも、見事な音が出せてしまうというのが、「チボリ」の凄み。だからこそ、ヘンリー・クロスの死後に作られた、モデル2とかモデルCDは、製品として間違いなのだ。
あ、チボリのサイトは、これ
http://www.tivoliaudio.com/
こっちは日本語版
http://www.tivoliaudio.jp/