祥洲さん上京と自分の宣伝原稿の難しさ

▼2時に東京駅で祥州さんと待ち合わせて、丸善の中のカフェでshuffle artcaseプロジェクトについての打ち合せ。俺の方からは、出来上がったPDFファイルを全部印刷して持って行って、デザインと本文テキストのチェックをお願いしたり、作品集として売る際のパッケージと表紙の相談、モノマガジンのレイアウト見せたり、今後の展望について話したり。祥洲さんからは、別のお弟子さんの作品や大西さんの新作の提示があって、そこから採用分を決定。このshuffle artcase、iPod shuffleを入れるただの紙ケースではあるけど、それにしても、出来が良いよ。shuffle持ってない人でもバンドエイドとかガムのケースになるし、無料サンプルだけでもダウンロードして試してみて欲しい。ダウンロード可能になるのは6月1日の予定。販売サイトのURLも近々公開します。

▼祥洲さんとわかれた後は、新宿のビックカメラで消耗品とか紙とか購入。アシストオン大杉君のアイディアで、shuffle artcaseを和紙で作ってみるためのインクジェット用和紙とか、光沢紙ではちょっとダメだったけど半光沢紙ではどうかとか、そういうのを買った。で、帰宅後早速印刷して組み立てて(かみさんに頼むんだけど)みる。和紙は組み立てやすいけど、やや貧弱。ちょっとシワシワとなりやすいのがネックか。ムードはいい。半光沢紙は「墨」の作品には最高。黒が立って、書に迫力が出る。ただ、紙が1枚あたり80円以上と、これ使って製品作ると価格が5000円でも合わなくなるので、推奨紙として紹介するに留めよう。写真作品だと鮮明に出過ぎてダメだったから、書専用の推奨紙ということになるか。

MONOマガジンの巻頭のニュースページに、shuffle artcaseや俺の本が海外でも翻訳出版されていることなどを取り上げてもらえることになって喜んでたら、原稿も俺が書くことになって締切りは明日。たかが1ページのニュース記事なのだけど、自分のことを自分の視点で書くのは難しい。照れを捨てる所から始めないと書けないので、本読んだり、かみさんと喋ったり、写真撮ったり、お茶飲んだり、色んなことをして、照れを捨てつつ集中していく。書き出しが本当に思いつかなくて、グルグルしながら「氷川丸」とかをチボリオーディオで聴いて、どうにか思いついた書き出しのネタを膨らませて、何となく書けそうだなと思った所で一気に書いてみたら、文字数が倍以上になってしまって、後は削り作業やってたら、意外に自画自賛にならずに、きちんと宣伝になったように思う。疲れ切ってたけど、その勢いで、溜まった日記(これね)を2日分書いて、風呂入って、廉が起きるのと入れ違いに寝る。