「paper made paper knife」と薬師寺涼子の怪奇事件簿

▼All About用に、「paper made paper knife」の記事を書く。短めにあっさりと書こうと思っていたのだけど、書き出すと書きたいことは多くて、思ってたより熱い原稿になってしまった。まあ、良い製品だし、売れて欲しいし、書いてる事には嘘はないから、このくらい熱くても良いかとも思う。さらに、メルマガも書く。こっちは、コラムに映画の前売券に付いてるオマケについての話を書いて、前書き、あとがきがまた長くなって、まあいいやとか思って送信してから気がついた。ラジオ出演も書いとけば良かった。

田中芳樹原作・垣野内成美漫画薬師寺涼子の怪奇事件簿 3 東京ナイトメア(後編)」講談社マガジンZKC、552円)を読む。これ、原作の挿し絵を書いてる人が、かなり原作に忠実にマンガ化してるんだけど、何故か、ちゃんとマンガならではの面白さがあるのが不思議だが面白い。それだけ、言葉で書かれた物語を絵で見せることに成功しているのだと思う。まあアクションシーンは絵の方がページ数が少なくて済むとはいっても、単行本2冊で長編小説1冊をマンガに出来て、違和感も無いと云うのは結構凄い作業だと思う。

▼迷った揚げ句、「キツイ奴ら DVDコレクターズボックス」(彩プロ、19740円)購入。20%引き&ギフト券でかなり安く買えたので思い切ったというか、まあ、これは買わないと後悔するというか、多分、今まで見た全てのテレビドラマの中で1、2を争う好きな作品だからなあ。これと「金太十番勝負」があればKANOX作品はOK。この間、「みだらな女神たち」は録画したし。キツイ奴らのボックスに付いてた小冊子に久世さんの文章が載ってて、読んだら泣きそうになった。「最後はいつだって肩を竦めて、赤提灯に滲んで消えていくのに、彼らは無理に強がって男の歌をハモりながら歌うのだ」なんて書かれて泣かないわけがない。ちゃんとスペシャルも入ってるから本当にコンプリート。パッケージ・デザインがイマイチなのと、特典とか全然無くて価格は高目なのは気になるけど、とりあえず、これのDVDが出てること自体を喜びたい。

▼DVDといえば、最近、大河ドラマ新選組!」をDVD借りて見てるんだけど、このDVDが画質いいんだ、また。NHKの機材って凄いな。ビットレート落としてもビクともしない高画質。ついでに、昔の草刈正雄主演の映画「沖田総司」も見たけど、あんまり面白くなかった。草刈正雄の使い方間違ってるとしか言いようが無い。この人、爽やかで使うとダメなのに、と、凄く昔に思ったのを思い出した。「風と雲と虹と」が終わった頃だったか。