たかしま君に会ったり、電画に行ったり

▼京橋に「ほのぼの絵本展」を見に行く。というか、この展覧会に出品してるたかしまてつお氏の作品を見に行く&たかしま君に久々に会いに行く。小さなギャラリーながら、色んな作風の作品が並んでいて面白い作品展だった。たかしま君の作品は、キャンバスにオイルペン(油絵の具を固めてクレヨンのようにしたもの)で描いて、指でこすったりした作品。シンプルな線を色とタッチで見せるのは彼の得意技。ほのぼののような、シャープなような、ちょっとブラックなような、でも明るくて心地よい、簡単な線で多層感があるのが、本当に色んなスタイルが描けるたかしま君の作品の共通項だと思う。で、そこんとこが俺は好きだ。で、たかしま君にshuffle Artcaseに参加してくれないかと依頼。快く引き受けてくれた。ありがとう。この日記も読んでくれてるそうだし、ラジオも聴いてくれたそうで、本当にありがとう。今度はゆっくり、中国茶飲みながら喋ろうね。つーことで、そのうち、たかしまてつお作品のshuffle Artcaseの発売も始まると思うのでよろしくです。

▼京橋から銀座線で新橋に出て、山手線で大崎に行って、りんかい線で国際展示場へ。そこから、国際展示場の反対側、つまり有明テニスの森を抜けてABCスタジオへ。しかし、国際展示場駅の後ろが有明コロシアムだったとは知らなかった。お台場つーか、このへんの埋め立て地の地理は分かんない。前は、有明コロシアムに電車で行くのはとても面倒だったのを思い出す。まあ、俺が行ってたのはエムザだが(小錦が良く来てて踊ってたなあ)。今回はABCスタジオ内の電画という写真の事務所に、ピクトリコの紙について実際愛用している人から話を聞くという取材。日経トレンディの「プロの七つ道具・ピクトリコ編」の予備取材のようなものだ。そこで話して下さったカメラマンの方の話が面白いの何の。やたらと出力に関してマニアに実験されてるようで、良い部分も悪い部分も業界の裏も開発の裏も、話はとめどもなく続く。とても面白いけど使える部分は少な過ぎる。オフレコ話が多過ぎる。面白かったからいいけど。帰りはカメラマンさんの車で銀座まで送っていただいたので、助かった。ありがとうございました。

ASAHIパソコンのソフトレビュー用に「ネットショップ・オーナー」(インクリメントP、23800円)のレビューを書く。ここ何日も、これを使ってサンプルのネットショップを作っていたのだけど、専門ソフトだけに、高機能でスッキリデザインのネットショップを簡単に思い通りに作ることが出来て楽しい。こうやって作ってみると、普通のホームページとネットショップは、全く別物なのが良く分かる。目的が違うのは当然として、「機能」を持たせること、「商品」を売ること、は、同じ作業の繰り返しが多く、普通に作ってたら見落としもあるし、何より面倒くさ過ぎる。このソフトにデータダウンロードサイトの構築機能が付いてたら、どんなに良かったかと思った。いや、舐めてたけど、ネットショップ作成ツール、侮れない。

柴田錬三郎「柴錬水滸伝 われら梁山泊の好漢(一)」講談社文庫、480円)「同(二)」講談社文庫、476円)を読む。ここんとこの読書は、ずーっとコレだった。水滸伝は高校生の頃に図書館で借りて読んだのと、「ザ・水滸伝」という1冊本(そういうブームがあった)を読んで以来なので随分忘れているなと思った。しかし、何と言うか、ヘンな話ではあるなあ。河竹黙阿弥の白波シリーズに似てるよね。しかし、今は講談社文庫版は売ってないらしい。bk1では集英社文庫の3冊本になってた。

柴錬水滸伝われら梁山泊の好漢 1
柴田 錬三郎 / 柴田 錬三郎著
集英社 (2002.7)
通常2〜3日以内に発送します。

▼MONOマガジンの残り2ページ書いて寝る。