映画前売りと「狐罠」

▼午前中、スイミングスクールに行ってる廉とかみさんから電話で呼ばれて、三井ビルのロイヤルホストで昼飯。ここに来たら食わねばのコスモドリアを食う。バターライスがもう少しだけちゃんとしてるといいんだけど、まあ、子供の頃から好きだったという記憶込みで好きなメニューだから、こんなもんでもとても美味い。そこからビックカメラに行って消耗品の補給。さて、どこ行こうかと話し合ったら、廉が「ニンテンドッグスのすれちがいをやりたいから、JRに乗りたい」と言う。で、中央線乗って東京駅、山手線で有楽町。これで既に3匹とすれ違う廉。やっぱ売れてるな、ニンテンドッグス。銀座でポケモンの映画の先着特典付き前売券を購入。まだ特典が残ってて良かった。ついでに、特典が残ってるというので「姑獲鳥の夏」の前売も買う。何かヤフオクで高値ついてた気がするが、丸の内TOEIは、まだ豆本付いてるよん。後は、サダハル・アオキとか冷やかしつつ、東京駅までブラブラ歩いて、丸ビルとかディーン&デルカとかオアゾとかふらふらして、中央線で新宿へ。かみさんと廉が自転車を止めてた住友三角ビルのとこで自転車拾って帰宅。意外に、疲れたのは、蒸し暑かったせいか。かみさんが倒れた。

北森鴻「狐罠」講談社文庫、743円)を読む。北森鴻は、蓮杖那智シリーズしか読んでなかったのだけど、恵さんやひらたさんの話で、こっちも面白そうだったのと、そう言えば、蓮杖那智のシリーズと旗師冬狐堂のシリーズは絡んでたのを思い出して、まずは第一作「狐罠」から。北森鴻の小説は、読みやすいというかリーダビリティーが高いというか、とにかく軽く、気軽にスイスイと読めてしまうのが魅力。この「狐罠」もページ数の割には、自分が驚くくらい早く読めてしまう。で、ちゃんと面白いから偉い。ちょっと主人公の宇佐美陶子が女っぽ過ぎるというか、ヤな色気がありすぎて、ちょっと何だかなあと思う部分もあるけど、骨董の世界を書くのに、蓮杖那智みたいなキャラでは、話が身も蓋もなくなってしまうだろうから、これはこれでしょうがないのだろう。ミステリとしてのネタは弱いから、どちらかというとコン・ゲーム小説というか、騙しあい部分が眼目の小説。神の手を持つ贋作師とプロフェッサーDも無理あるキャラだけど、そういう無理も含めて楽しく読めるのは良いな。

狐罠
狐罠
posted with 簡単リンクくん at 2005. 6.21
北森 鴻
講談社 (2000.5)
通常2〜3日以内に発送します。

▼日経01用の初心者Q&A特集用の調べ物をするが、どうもうまくない。ちゃんとネタに出来るほどの調査結果が出なくて、どうしようもない。難しい。もう少し粘ってみる。