NARUTOと時間の失敗

▼何を間違えたか、やることは目白押しにも関わらず、ちょっと必要があって久しぶりにWinnyとか起動。無駄に時間を使う。

岸本斉史NARUTO 1〜27」集英社、各390円)を読む。つまらなくはない。でも、例えば「ONEPIECE」と比べた時に、その違いは歴然。例えば、キャラの提示の仕方一つとっても、冒頭のナルトのサクラへの恋心とか、何の説明も無くそういうものだとして提示される。大体、全体にそういう感じ。ドラマが人間関係を作っていくのではなく、人間関係がキャラ設定に組み込まれて、それに合わせてドラマが作られていく。それでは面白い物語にはなりにくい。そこそこパターン通りで行けても、その先は無い。大蛇丸のエピソードがとても鬱陶しいのも、大蛇丸のキャラに筋が通ってないから。というか、そういう位置に、こういうキャラがいれば、的な作り方に見える。編集者的な発想というか、スタッフワークというか、物語そのものがキャラやドラマを要求するということが無いのだ。何か残念だなあ。まあシンプルで良い、という言い方も出来るかもしれないけど、物語の根本がシンプル、というのとは違うからなあ。うーん、まあいいけど。

NARUTO 巻ノ27
岸本 斉史
集英社 (2005.4)
通常24時間以内に発送します。

▼AllAboutの今月最後の記事を作成。明日中にアップせねばならないのだけど、ちょっと面倒くさいネタに手を付けてしまったせいで、構成考えて、本文を書きかけたくらいで、既に朝。もう、眠いのなんの。さらに、日経01のQ&A用の図版の残りを作ったり、そのために、パソコンのシステムに手を付けたり、もうわやわやになりつつ、次の日になだれ込む。全ての敗因は、分かっているけど、しょうがない。そういう身体だ。